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Smooth Jazz Night In Japan 2003

Title: Smooth Jazz Night In Japan
Artist:
Gregg Karukas(K/B)
Ron Boustead(Vo)
Phil Sheeran(Gt)
John Lewis(Ds)
Bart Samolis(B)
Lori Andrews(electric-harp)
Date: May 30,31,June 1,2003
Location:
May 30(Fri), ラディソンホテル成田エアポート
May 31(Sat), 晴海ターミナルホール
June 1(Sun), 横浜テクノタワーホテルファミール
Tickets: 15,000円 (フリードリンク)

2003年5月30日、31日、6月1日の3日間開催された、 Smooth Jazz Night in Japan の、バックステージレポートをお送りします. (株)カンゼン 音楽事業部からリリースされているCDのアーティストを日本へ 招へいしての初めてのライブが実現しました.
このライブは、筆者が来日アーティストのマネージャと通訳を担当することになり、 来日中、ずっとアーティストに同行していました.

開始前までは、スムースジャズを日本ではじめてライブ企画するということで、 不安と期待がありましたが、初日(5/30)のラディソンホテル成田空港から、 順調にスタートすることができました.この会場では、ライブ前のリハーサルを 千葉県立富里高校のジャズクラブの方を特別にお招きして、ミュージシャンの リハーサル見学と質問をお受けいたしました.みなさんとても大喜びで、 みんなから「すてき!」と歓声をあびていました.女の子から 「ドラムスのJohn Lewis が サッカーのベッカムに似ている」と言われ、 みんなで写真を撮って、これまた女の子がご満悦...


富里高校のみなさん(写真掲載了解済み).後ろは出演者.

3日間のライブのキックアウトパーティーをやったような雰囲気で、 ミュージシャンにとって、これは良いスタートアップのエネルギーとなりました.

ライブで演奏した曲は、Lori Andrews の The Pluckin' Blues というファンキー な曲で始まり、スムースジャズということで、おとなしい音楽を予想していた人 は大いに裏切られたはずです.逆に、ライブの最後まで、ノリまくって お客さんは、お酒を飲むのを忘れるほど楽しんでおられました.

2日めは、土曜で会場は晴海ターミナルホールで、広いステージです. 演奏する曲目は同じで、最初はインストルメンタルの曲でスタートし、後半に Ron Boustead の歌が入る構成です.
この日は、とても良いステージ演出ができました.それは、ステージの後ろの 幕を上げると、後ろがガラス張りになっていて、真正面にレインボーブリッジ が見えます.ライブの時間帯は夜なので、レインボーブリッジの夜景をバック にライブ演奏が観られるという演出です.
これが大成功でした.Ron の歌は、 Blue On The Inside (Smooth Jazz Vocals CD) から始まり、この時、幕を上げてレインボーブリッジの夜景とオーバーラップ させました.この曲は、Gregg Karukas がアレンジした曲で、Blue Touch のイントロとほぼ同じサウンドで、都会的なかっこいいアレンジの曲です. これがまた、夜景とぴったり合うのです.
この日のステージも、お客さんは、終始ノリノリで、お酒を飲むのも忘れる ほどでした.「こんなに楽しくてかっこいい演出のジャズライブは観たことがないよ」 と、たいへんうれしい反響をいただきました.


(晴海ターミナルホール、後ろはレインボーブリッジの夜景)
[G2 RealPlayer がインストールされている方は、上の写真をクリックしてみて下さい]

3日めは、横浜のテクノタワーホテルです. この日は最後とあって、ミュージシャン全員、超リラックスモードです. ただ、歌の Ron Boustead の調子が悪くなってしまったのです.大ピンチ!! 東京の空気があまり良くなかったせいか、彼の喉の調子が悪くなってしまい. 予定していた、歌の曲全部をこなせないかもしれない..とのことで、 急遽、インストルメンタルの曲を追加することにしました. しかし、Ron は開始直前までに、喉の調子を整え、彼のフィーチャーされた 曲をこなすことができました.さすがはプロです.このような緊張感のせいか、 最後の日は、メンバー全員、ハイテンションで演奏ができ、お客さんの大満足. アンコールは、 What You Won't Do For Love に Ron の歌をフィーチャー する予定でしたが、やはり Ron はこの曲までは歌うことができず、 アンコールでは、この曲をインストルメンタルでお送りしました.

アンコールの後も、拍手が鳴りやまず、とうとうダブルアンコールとなりました.

初めてのスムースジャズライブが、こんなに大盛況に終わるとは、スタッフも ミュージシャンも想像していなかったでしょう. 今回のライブでは、ライブで演奏する曲や構成、演出など、すべてミュージシャン側 に自由にやってもらい、一切の制約をしませんでした.出演したミュージシャンは、 全員長い経験の持ち主で、今回のライブでどんな曲を演奏すべきかよくわかっています. 彼らは、複雑なコンテンポラリージャズでも、癒し系ニューエイジでも何でも こなすことができますが、今回は、難解な曲構成にせず、お越しくださったたくさんの人に 楽しんでもらえるようなステージになったと思っています.しかしながら、 スムースジャズにありがちな、癒し系の単調な音楽ではなく、すべてのミュージシャン が、かなり長いソロを取り、密度の高い緊張感のある演奏をしていました. お客さんの多くも、「さすが...ありきたりのフュージョンバンドとは大違いだな」 との反響です.

今回のライブは、日本でこのジャンルのライブが今後期待できる、貴重なスタートアップ になったと確信しています.

(お世話になった方々へ、この場を借りてお礼申し上げます.酒井)


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