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Groovin' for Grover
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Smooth Jazz Diary by Chiru (25)
Title: Groovin' for Grover
Artist:
Gerald Albright (SS,AS,TS)
Richard Elliot (TS)
Paul Taylor (SS,AS)
Jeff Lorber (KB)
Date: 04/02/2004 8pm
Location: Paramount Theatre (Oakland CA)
Tickets: $49.50
アーティストとしてだけでなく、プロデューサーとしての敏腕
を振るっているJeff Lorberプロデュースによる企画です。その
タイトルは " Groovin' for Grover " です。あの超有名サックス
プレーヤである、Grover Washington Jr. の追悼コンサートです。
メンバーは超豪華。Gerald Albright , Richard Elliot それに
Paul Taylorです。Jeff Lorberも自らキーボードで参加しています。
このコンサートのタイトルと出演メンバーを見た時に、迷わず
チケットを購入してしまいました。
コンサート会場はサンフランシスコから湾を挟んだ対岸にある
OaklandのダウンタウンにあるParamount Theatreです。
かなり歴史のある会場らしく、入り口の雰囲気が60〜70年代
の古き良きアメリカを象徴しています。
会場についてちょっとびっくり。Oaklandという場所柄とGrover
Washington Jr.ということもあり7割が黒人系の人でした。しかも
みんな立派に正装しています。普通ジャズのコンサートといえば、
皆ラフな服装で来るのですが、今夜は追悼ということもあって、
正装すべきもののようです。という私はジーンズにスニーカー姿で
す。アメリカのTPOって難しい。
コンサートは2部形式になっていて、前半がそれぞれの持ち曲を
2曲ずつ演奏しました。順番は Paul Taylor , Richard Elliot ,
Gerald Albright そして最後に Jeff Rorberです。
この中でお初となるのが、Gerald Albrightです。私が仕事中に
いつも聴いているKSBR (http://www.ksbr.org) というラジオ曲か
らよく流れます。特にBermuda Nightが私のお気に入りです。あの
流れるようなフレーズは素晴らしいです。
彼の巨体にアルトサックスを持つとなんかサックスがとっても
小さく見えました。
Paul Taylorはアルトとソプラノサックスで線の細い繊細な曲を
披露してくれました。
Richard Elliotは本当に存在感があります。彼ほどCDで聴いた
音と実際のサックスの音が違う人はいないのではないでしょうか?
CDで聴くのと違い、生で聴くと彼の腹の底から観衆まで一直線に
ず〜んと音が抜けます。あのような図太い音と派手なアクションで
観客にアピールするのは彼ならではです。L.A.Saxの縞模様の
サックスも異彩を放っていました。
後半はいよいよ Grover Washington Jr. への追悼の曲です。
いつもラジオから流れるGroverのお馴染みの曲が彼等3人に
よって次々と演奏されました。周りの観衆も立ち上がって
ノリノリです。
Gerald Albright と Paul Taylorはうまく Grover になりきって
いましたが、 Richard Elliotはキャラが立ち過ぎているのか、
どの曲を吹いても、どうしても Richard Elliotになってしまう
のがちょっと残念でしたが、彼のサックスを満足いくまで聴けま
した。
この Groovin' for Grover は会場を変えながら、全米を回る
そうです。Jeff Lorberのプロデュースが光ったコンサートでした。
(Webmaster注:ペンネーム"Chiru"さんは、アメリカ、カリフォルニア州
サンフランシスコ郊外にお住いのスムースジャズファンの方です.)
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