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Smooth Jazz Live Report by Harrison (42)

Title: 14th Annual Capital Jazz Fest
Date: 06/03-04/2006 11:00am - 10:00pm
Location: Columbia, Maryland
Tickets: $125(1日あたり)

今年で14回目を迎えるという、ワシントンDC郊外で行われる「Capital Jazz Fest」に行ってきました。Chuck Loebが「ジャズフェスタのウッドストック」になぞ らえるだけあって、出演者は以下のように豪華絢爛です。

6/3(土)
12:00am Leela James
1:30pm David Benoit
2:00pm The Rippingtons with special guest David Benoit
3:30pm Euge Groove
5:00pm Will Downing
6:30pm "Groovin' for Grover"
Special Tribute to Grover Washington, Jr.
featuring Gerald Albright, Kirk Whalum & Jeff Lorber
8:30pm Incognito featuring Maysa

6/4(日)
11:00am Winner of 2006 Capital Jazz Challenge
12:00am "Guitarzz"
featuring Chuck Loeb, Chieli Minucci & Paul Jackson, Jr.
2:00pm Bobby Caldwell
3:30pm "Summer Storm"
featuring Norman Brown-guitar, Alex Bugnon-keyboards,
Paul Taylor-sax & Patti Austin-vocals
5:30pm Walter Beasley
7:00pm Fourplay
featuring Bob James-piano, Larry Carlton-guitar,
Nathan East-bass, & Harvey Mason-drums
8:30pm Kem

スケジュールを見るとわかるように、各アーティストの持ち時間は60分乃至90分で、 間30分でステージの入れ替えが行われます。当然サウンドチェックもその間に行うの で、普通にアーティストが出てきて、スタッフにあれこれ指図しているところが見ら れて面白かったです。ちなみに、わたしは2日とも最前列の席だったので、まさに堪 能することができました。

各アーティストとも、自分のステージが終わると15分後に会場から少し離れた場所で サイン会をするのですが、当然列が長くて時間がかかると、次のステージの一部ある いは全部が見られなくなります。そのため、大急ぎで移動しようとするのですが、会 場はすごい人出でなかなか身動きが取れない場所も多く、フラストレーションがたま りました。ちなみにお客さんは9割以上が黒人だったのにも驚かされました。
それでは以下、簡単にコメントをしていきます。

<David Benoit>
Benoitはソロでの持ち時間は30分だけだったので、代表曲を4〜5曲演奏して、あっ という間に引き下がってしまいました、、、











<The Rippingtons>
20周年記念ツアーを控えている彼らのライブは、Eric Marienthalに代わり旧メン バーのJeff Kashiwaを加え、昔の曲のウェイトを増やしたセットになっていました。 最後にBenoitが加わり、Benoit/Freeman Projectの曲を演奏しました。







<Euge Groove>
彼を見るのは初めてでしたが、非常に愉快なステージングで見る人を楽しませます。 新作「Just Feels Right」から"Get Em Goin'", "Chillaxin"をヒット曲を連発して いるだけあって、勢いがありますね。彼の好きな言葉は"Funky", "Groove"(ちなみ に"Groove"は芸名で本名はSteve Grove)のようで、盛んにこれらを連発して会場を 盛り上げようとしていました。



<Will Downing>
Euge Grooveのサイン会が長引いたので最初のほうを見逃しましたが、さすがに Marvin Gayeの系統を継ぐ「エロR&B帝王」の名にふさわしいステージングでした。途 中でコーラスの女性とのデュエットでふたりが体をくっつけると、歓声がすごいのな んの。花束を持った女性が泣きながら前に出てきて、Willにキスしてもらってまし た、、、




<Groovin' for Grover>
3人(Jeff, Gerald, Kirk)のサインをもらいたかったのとIncognitoを見逃したく なかったため、早くからサイン会に並ぶためにライブをすっ飛ばしました。去年この メンバーでのGFGは既に見ていたので、、、新作を出したばかりのGerald Albrightの 演奏は見たかったのですが、7月に「Guitars and Saxes」で見る予定があることも あり、今回は完全にパスしたため、ステージの写真はなし。


<Incognito featuring Maysa>
日本でも人気があり、よく来日しているという彼らですが、わたしはこのフェスタで 初めて知りました。何と言ってもMaysaの歌唱力には圧倒されます。最後はBlueyが観 客に前に来て踊るように呼びかけたため、大ダンス大会になっていました。







<"Guitarzz" featuring Chuck Loeb, Chieli Minucci,& Paul Jackson, Jr.> 今回のフェスタで一番楽しかったステージはこれかも知れません。Paul Jackson Jr. のみ初見だったのですが、彼の"Never Too Much"は素晴らしかった。Lutherのトリ ビュート盤に入っていますが、CDではそれほど印象に残らなかったのですが、ライ ブでは弾きまくりでめちゃくちゃかっこいい音を出していました。日曜日最初のス テージから、これで一気にボルテージが上がったように思います。もちろん、Chuck, Chieliの2人もそれぞれの持ち味で熱いステージを展開してくれました。

<Bobby Caldwell>
去年夏のクルーズとほとんど変化のないセットリストでしたが、いつものボビー節を 堪能できました。














<"Summer Storm" featuring Norman Brown, Alex Bugnon, Paul Taylor & Patti Austin>
実は今回一番楽しみにしていたステージがこれでしたが、期待を裏切らないものでし た。Paul Taylorの"Nightlife"は一度は生で聴きたかった曲ですし、Norman Brownの 爽やかなギターも楽しみでした。しかし、何と言っても大御所Patti Austinはこれま で何度か機会を逃していただけに、待望の初ライブとなりました。大ヒット曲"Baby, Come To Me"では、デュエット相手のJames Ingramのパートを自ら物真似で歌い(こ れがまた似ている!)、歌い終わったPattiは破顔一笑で会場は大歓声でした。

<Walter Beasley>
Summer Stormのメンバーのサイン会が長引いたため、半分ぐらい見逃したのですが、 正直あまり印象に残りませんでした。自分は他のサックスプレーヤーと違って歌える んだと、ほとんどの曲で歌っていたようです。








<Fourplay>
2月のBlue Note公演とほぼ同じセット。いつもながら安定した演奏で、安心して聴 いていられます。














<Kem>
話題のクワイエットストーム系新鋭R&Bシンガーですが、8:30からの予定が飛行機の 遅れで結局10:50から約1時間のステージになりました。Will DowningをMarvin Gayeとすると、KemはMichael Jacksonのようなアイドル的人気ですね。予定よりだい ぶ遅れたため、帰る人も多かったのですが、多くの黒人女性がそんな前の席に押し寄 せて、うっとりとステージを見ていました。ヒット曲"I Can't Stop Loving You"を 歌う前のMCでは、神の話をするのが恒例のようで、白い衣装に身をまとったKemは 宣教師のようにも見えました。


(Webmaster注:ペンネーム"Harrison"さんは、ニューヨークにお住いの スムースジャズファンの方です.)

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