Contemporary Jazz, Smooth Jazz
ライブレポート
HOME
>
ライブレポート
>
Peter White, Mindi Abair Live at Cotton Club Tokyo
[←前の記事]
|
[次の記事→]
Peter White, Mindi Abair Live at Cotton Club Tokyo (by Akemi Suzuki)
Title : Peter White, Mindi Abair Live @ Cotton Club in Tokyo
Artists: Peter White(g),Mindi Abair(sax,vo),Gregg Karukas(key),Stan Sargeant(b),Eric Valentine(ds)
Location: Cotton Club Tokyo - Tokyo
Date: : 11/13, 14, 15, 16 /2007
Report : Akemi Suzuki (Peter White Web)
Peter White、待望の来日です。日本に来るのは5回目ですが自身のショーは初めてとなります。
丸の内にあるCotton Club。ゴージャスなシャンデリア、照明も落ち着いていて大人な空間です。


拍手と共にPeter&Mindi登場。
Peter「こんばんは」
Mindi「ようこそ」と、日本語で挨拶。
一曲目はオープニングによく使われる"Promenadeで"記念すべき日本初ショーの幕開けです。
smoothJazz的ギタリストとしての、いつものPeterです。掴みはOKかと思われます。
次の"Mister Magic"に続いての "What Does It Take (To Win Your Love)"は
CD「Playin' Favorites」からの連続ヒット曲です。
"Mister Magic"のキーボードのソロの部分をGregg Karukas、ニコニコと軽やかにプレイ。
GreggはPeterの CD "Perfect Moment" と "Songs of the season"にキーボードで参加し、打ち込みも担当。
PeterもGreggの "Blue Touch(1988)"と"Looking Up(2005)"に参加してます。
躍進めざましいMindi Abairの曲が二曲続きます。
CD「Life Less Ordinary」より"Bloom"そしてソプラノ・サックスに変えて
「Come as You Are」より"Every time"
PeterはいつものPaul McGillのSuper Aceのギターだけ持ってきていて、ストラトと黒いアコギは借りたものです。
Mindiの曲の時にはこの2台を使い分けていました。"Bloom"の時には黒いストラト、
"Every time"では黒いアコギでした。
クリスマスツアーの時には赤いストラトを使ってます。
今回のショーはエレキギターの出番が多いせいもありPeterにしてはハードなステージになっていました。
"Every time"はボーカル曲ですがMindiは歌うまいですね〜。ショーの後、冗談で「あなた歌手なの?」と言ったら笑ってましたが。
Mindiはかなり明るく、きさくで良く笑うしショーの印象も彼女でかなり違ってきますね。
そして、この"Every time"はいい曲ですね〜。これはポップスですね。
〜Every time I think of you〜とこちらも口ずさんでしまいます。
Mindiは他にもたくさん、いい曲を書いてますね。CDが売れるのも納得です。ボン・ジョビのツアーでサックスをプレイしていた事もありロックぽいです。
私はMindiのライブは初めてで、いつもサックスはJaaredかMichael Pauloの「男だぜっ、」という熱いサポートだったのでMindiのサックスは新鮮でした。
さて今年のPeterのショーでは"Who's That Lady"から"Papa Was a Rolling Stone"への流れが一番の見所かと思われます。
というのもPeterが歌うからです。
Jazz AttackツアーでもPeterだけで歌っているみたいですが、ロンドンのツアーではサックスのJaaredが歌が
うまいのでリードはJaaredがとって2人で歌っておりました。
TokyoではてっきりリードはMindiであろう、と思っていました。が、"Who's That
Lady"の前に何故か彼女はブレイクに入り
"Papa Was a Rolling Stone"にも参加しません。
サックスなしの"Who's That Lady"は初めて聴きます。CDではKirk Whalumがプレイしています。ライブでもこの曲の後半は
サックスの見せ場。Jaaredはいつも、たっぷり時間をかけ喝采拍手を受けます。
そういえばPeterの代表曲とも言える "Midnight in Manhattan"が演奏されなかったですね。
Peterは"Papa Was a Rolling Stone"で、かなりのファンキーぶりを発揮しました。アル・スチュアートのバンドに入った二十歳
そこそこの時から大好きだったFunky な音楽を自分で実際にプレイしたかったのでしょう。
偶然にもコットンクラブにはPeterの次の週にテンプテーションズが来日。
次はGreggが自分のCD「Looking Up」より"Girl in the Red Dress"を披露します。彼のプレイは切れが良くて気持ちいいです。

PeterとMindiは11月終わりからRick Braun(tp)との3人でクリスマス・ツアーに入ります。最初の年だけ(2003)Mindiと2人でしたが次の
年からはRick Braunも加わり今年で5年目、もう恒例となっております。そこでいつも演奏される"River"を一足早くTokyoで聴かせてくれました。
この曲はジョニ・ミッチェルの曲でPeterの1997年発売の "Songs of the Season"に収録されています。(vo はKenny Lattimore)
Mindiもこの曲を歌うのはもう、随分と慣れたもので感情込めていい味を出しております。


Mindiの曲が "Lucy's""Flirt"と二曲続きます。両方ともGPRに移籍後の第一弾CD「It
Just Happens That Way」 から。
Mindiは日本に来るのは5回目と言ってました。Mandy Moore等のツアーのバンドメンバーで来日していたそうで、そんなに来ていたとは
知らなかったのでちょっとびっくりしました。
"Lucy's"では「ダラダ・ダラダ・ダダダラ〜」と観客にもコーラスを促して乗りも良いので中々に盛り上がりました。
11/14(水)のJ-WAVEに生出演の時にもこの曲をPeterとプレイしていました。この曲は毎年Peterとの
クリスマスツアーでも演奏されているので慣れたものなのでしょう。
そしてMindiが「私の好きな曲よ〜」とPeterの"Bueno Funk"を紹介。007のテーマ曲で客の笑いをちょっと誘ったり、"Smoke on the water"のサビを
ちょこっとやったりとサービス。そして"San Diego" "Bullseye"とPeterのショーで、お馴染みの曲が続きこの日一番の盛り上がりを迎えます。
最後の曲の前にドラムソロが入るのですがEric Valentineのドラムがこれ又、もうびっくりする程、パワフルでかなり受けていました〜。ドラム壊れるんじゃないかと
思う位でした。
この人はMarcus Johnson、Jonathan Butlerや Nick Colionne等のCDにドラムで参加するだけでなく、プロデュースやアレンジもこなすマルチ系の
ミュージシャンです。ステージでパソコン使ってましたしね。
ラストはMindiの「Life Less Ordinary」より"The joint"です。 Peterのエレキソロも入ります。今回、Peterのストラトのプレイをたくさん見る事が出来て
良かったです。ソロのショーでは殆どSuper Aceがメインギターですから。
拍手喝采の中、TokyoのPeterのショーは終わりました。立って拍手している人もいます。

さて今回の日本での初ショーですが、彼が来日前に言った通り、かなりエキサイティングなショーでした。
"River"以外で今回、静かな曲は一曲もなく(!)ポップというよりはかなりハードでした。
"My Prayer""Lullaby"といったPeterのオリジナルの曲で、じっくりとPeterのアコギを聴きたかった人もいたと思います。
それでもかなり満足度の高いショーで、特に最終日はほぼ満員で観客のリアクションもかなり良く、非常に盛り上がり
Peter達も乗っており充実したショーでした。(1stショーの時間が押して2ndショーの開演が遅れたくらいですから)
来年もぜひ日本に来て欲しいですね!
Set List
1.Promenade
2.Mister Magic
3.What Does It Take (To Win Your Love)
4.<Mindi> Bloom
5.<Mindi> Every time
6.Who's That Lady
7.Papa Was a Rolling Stone
8.<Gregg> Girl in the Red Dress
9.River
10.<Mindi> Lucy's
11.<Mindi> Flirt
12.Bueno Funk
13.San Diego
14.Bullseye
15.<Mindi> The joint
2007年11月24日 Akemi Suzuki
Akemi Suzuki (Peter White Web - Web Master)
(画像の表示位置がずれる場合、ブラウザの文字を大きくして再表示させて下さい)
|