日本国内の地上波ラジオ局です.
- α-STATION FM京都 89.4MHz -
京都にあるFM放送局です.このFM局は、日本でも珍しく、アメリカの Smooth Jazz FM
(KTWV, KIFM など)の局の番組編成スタイルにとてもよく似ていて、
実際に音楽番組などではKTWVなどSmooth Jazz FM でよく取り上げられている曲が、
このFM放送でもよく取り上げられています.
日本にはFM東京系列の JFN, J-WAVE 系列の JFL の2つの全国ネットがありますが、
このFM京都は、JFN, JFL には属さず、全く独自の番組制作をしているため、
最近の東京のネットのラジオ番組の質が落ちている中、とても洗練された番組を常時放送しています.
東京以外の民放では、番組制作能力が無い場合が多く、JFN, JFL 系列に入らざるをえな
なくなるか、ほとんど素人のローカル番組になるか、しかありませんが、このFM京都は
京都の優良企業が番組の質をバックアップし、東京のネットに頼らなくても洗練された番組を
放送し続けられる体制が整っているようです.筆者の憶測ですが、京都は京都大学をはじめ
日本最高峰の研究期間や伝統文化のみならず世界に知られているハイテク企業のリサーチパークなど
があり、さらに東映や松竹など映画制作会社も集積しており、
Smooth Jazz が良く聴かれているカリフォルニア州の条件に似ていて、会社勤めの人でも研究所勤務
の人などは仕事の最中でも「ながら」で音楽番組を聴ける環境にあるため、と思われます.
一方、京都と三重県を結ぶ「新名神高速」が開通し、自動車インフラも向上して、車でこのFM局
を聴く人も多いと思われます.
(京都は車で走ってみると、以外と(お寺などでも)駐車場が整備されており、
東京と比べると格段に車インフラが良いです)
2008年現在、JFN, JFL 系列は広告のスポンサーからの宣伝費用目的の番組が多く、
リスナーがそれらから離れはじめたため、かえってJFN, JFL 系列局の方が経営が
悪化しているようです.
70年代ごろまでは、日本のFM放送は番組基準の敷居が高く設定されていたため、
以前は良質の音楽番組ばかりでしたが、80年代ごろからFM放送も音楽番組から
バラエティー番組の量が多くなり、音楽の質に対するリスナーの価値より、
広告料がとれるかどうかが編成基準になり、
最近のFM放送は番組の質が落ちるようになりました.
このFM京都の番組のように、広告収入のためにJFN, JFL 系列にならざるをえない、か
ローカルに特化した番組、以外の独自の、「番組そのものの質」がユーザに価値を
与える局が日本の各地にも増えてほしいと思います.
(筆者の地域でもFM京都はよく受信できます.西は神戸あたりから東は三重の北部、
和歌山北部まで受信可能です)
(NHKラジオも、2008年4月からラジオ番組の強化をするそうです)
インターネットラジオの自動車への配信について:
TOP
(2006/04/21)
WILLCOM Air-EDGE 車載
Smooth Jazz
ネットラジオ受信
実証実験レポート
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Advanced W-ZERO3テスト追記(2008/01/29)
(以下の記事は2003年時点掲載)
ADSLやケーブルテレビのインターネットなど、自宅やオフィスでのインターネット
の通信速度が向上し、安価使用できる環境が日本にも整いつつあります.一方、
携帯電話のインターネット接続機能により、移動体へのインターネットプロトコル
の接続使用も安定に使用できるようになってきました.無線によるLAN接続が
パソコンでも可能になってきています.このような状況で、今後期待されるのが
自動車のラジオをはじめとする移動体でのネットラジオの受信機能です.
アメリカでラジオによって音楽が流行していくという背景には、人々の日常生活
が自動車に依存しているからです.ニューヨークなど一部の地域を除いて、
ほとんどのアメリカの地域の人は、自動車で通勤し、スクールバスで通学し、
自動車でスーパーマーケットやコンビニ、ショッピングモールへ行くことが
あたりまえになっています.日本のように電車で通勤通学、ということは
ほとんどありません.従って、朝夕の通勤時間の30分から1時間程度は
車のラジオを聴くことがほとんど習慣になっていて、アメリカで、
音楽ジャンル別のラジオ局がたくさんあるのもこのためです.
ヒット曲は、カーラジオから生まれるのです.
東京など日本の都会地に
住んでいる人にはあまり想像できないかもしれませんが、日本でも
このアメリカ型の都市計画をしている地域は、構造不況下においても
ある種の利益を出している地域がたくさんあります.
ダイエーが経営破綻しイオンの経営が伸びていることが証明しています.
また、環境問題という観点からも、ガソリンを使用しない自動車が
今後普及すれば、より「自動車依存」の郊外型の生活体系・ビジネス体系
に日本も移行するといわれています.インターネットによって情報アクセス
に地域性が必要なくなり、さらに自動車文化(あるいは航空会社)と結びつけば、
日本はおろか地球上のどこに居ようが、何でもできてしまう時代になっていくでしょう.
今後、携帯電話のインターネット接続機能が、ADSLやケーブルテレビのインターネット
のように、接続料金固定で高速接続が常時可能になれば、
ノートパソコンを自動車から常時ネット接続可能になり、
必然的に、既存のインターネットラジオが自動車や、携帯電話ででも
聴くことが可能になります.このような環境になれば、既存の放送衛星
(スカイパーフェクやCSなど)あるいは、専用の受信機を必要とする
衛星ラジオなどは完全に淘汰されると言われています.
参考:
三菱電機は、現在、航空機からインターネットのIP接続を可能にするための
航空機用アンテナを含む通信装置を開発し、シンガポール航空などに実験装備して
います.(いわゆる、航空機用無線LANのルータ)
飛行機が飛行中、機内でノートパソコンなどのインターネット接続が可能に
なりつつあります.
一方、トヨタ自動車は、
WiLL CYPHA
という、インターネットアクセス機能のある車の販売を開始しています.
この車のに装備された、G-Bookは、いわゆるインターネットアクセス携帯電話
の機能、あるいはPDAをそのままビルトインしたような形になっているようです.
(携帯電話のアンテナを車外に出し、WindowsCEを搭載して、通常の携帯端末
より、スクリーンが大きくなり、操作性が向上している)
現状で、上の航空機用無線LANのような形にはまだなっていませんので、
各自のノートパソコンなどを車内でIP接続できるわけではありませんが、
自動車の中から走行中にインターネットコンテンツにアクセスできる
実際の環境をはじめて提供したものと言えるでしょう.確かに、携帯電話の
インターネットアクセスは自動車から何ら問題なく行われていましたので、
このG-Bookに関して、航空機LANのような新しい製品の機能は見受けられません
が、自動車で走行中、インターネットコンテンツが利用できることのメリット
を大きく一般に広めるという効果は大きいと思います.
旅客機用LANが普及し、アンテナを含む無線LANのハードウェアが
車載可能で安価にになり、現在のADSL,ケーブルテレビインターネットのように
安価な定額接続ブロードバンドが自動車から可能になれば、大量の普及が考えられます.
ネットワーク時代の音楽著作権について:
このページをよくご覧になられる方々、皆さんのインターネット接続で
ここに紹介しているラジオ局が快適に聴けますか?ブロードバンド、
CATVインターネットなどが日本にも普及してきました.音楽が広まり、新たな
リスナー獲得の最も大きな原因は、偶然ラジオ放送で聴かれた音楽に惹かれ、
その音楽のファンになってしまった、という場合によること多いと思います.
今までの日本の放送番組の場合、公共性ということを第一に考えるため、
特化した音楽を集中して放送するという番組を作ることが難しいこと、また、
放送は大きな資本を投資して行っているため、必然的に大企業の情報公開優先
となり、リリースされた新しい音楽CDなどを放送で流してくれるという機会
は非常に少ないのです.ましてやアメリカなどでしか販売されていないアーティスト
の音楽CDをそれら日本の放送で扱ってくれるという機会はさらに少なくなります.
以前、一部の熱心な音楽放送制作者の方で熱心に海外の音楽を
紹介する番組を作っておられる方々がありましたが、最近は日本のアーティストの音楽番組
枠が大変多くなり、有限な放送番組枠内で、このページに紹介しているような
アメリカの、ジャズのジャンル専門局のような番組を日本のラジオ放送に期待
することは大変困難な時代になってきました.このような時代、これからは
音楽放送もグローバル化し、自分の好きな音楽は国境を越えてでも聴いたり
CDを直接購入したりする時代になりました.
インターネットのラジオとオンラインCD販売はそれを可能にしてくれます.
ぜひ有効活用していただきたいと思います.
そこで、このページで簡単な音楽著作権の扱いについてお知らせしておきます.
皆さんが、もし気に入った曲などのCDを見つけどこか日本のラジオ局の音楽番組
にリクエストを出したい..と想定しましょう.普通なら人気がありそうな曲なら
OKのように思われますが、もしこのCDがアメリカなど海外のもので、
日本の販売会社から再販されていないものは、全くと言ってよいほど取り上げて
もらえることはありません.理由は簡単で、その多くは著作権料支払いの手間
の問題なのです.
普通、音楽CDというものに存在する著作権は、曲そのもの
にかかる楽曲の著作権、それと著作隣接権と言ってその「曲の演奏者」(作曲した人
と演奏する人が違う場合)と「CD制作者/メーカ」がこの隣接権を持つことになり、
市販のCDを放送で流す場合、この2つの著作権料を当事者に支払う必要があります.
日本の場合、曲の著作権は、JASRAC、それ以外の音楽出版社、あるいは作曲者自身
のどれか、そして隣接権料は日本レコード協会というところが一括して管理しています.
(インディーズはアーティスト自身が管理しているため、ここでは一般の制作会社を言う)
楽曲の著作権料と隣接権料の支払い先が両方日本国内にあるため、ほとんどの放送制作者
はなるべく一括して日本国内で支払いをしようとするため、一部の外国製CDで
それら著作権料の支払先が海外の場合、直接海外に支払いをしなければならず、
おのずとそれらの楽曲やCDが放送対象から外されてしまうということになって
しまいます.これは、日本で販売されている日本のアーティストのCDをアメリカの
放送局で取り上げてもらう場合にも逆の問題として発生します.
しかしながら、放送番組が外部制作のような場合で音楽制作担当者がこの
著作権料支払いを細かく対応さえすれば、外国製CDと楽曲を日本の放送で
利用することは何ら問題はないはずです.そのような熱心な音楽番組制作者
がたくさん出てこられることを期待しております.
もし、日本の音楽放送番組でそのような対応をなさっている方がありましたら、
ぜひお知らせください.このサイトで、ご紹介させていただきたいと思っています.