2005年8月、
Trippin Rhythm Recordsよりリリース.
前作 Heatwave ,Night Shift に比べて、Blue Touch の音作りに近い、
いわゆる「原点回帰」の作品に仕上がっています.
(2005年時点、
Ken Navarro, Peter White, Brian Culbertson など他のミュージシャンもこの傾向)
筆者は、2004年2月に Gregg Karukas のスタジオでビデオ撮影をし、
同年4月に 千葉テレビの短いスポットで放映されました.
そのころから、この Looking Up の中のいくつかの曲の曲作りや録音を続けて、
今年リリースするまでかかっていました.
彼は、音楽制作は Cubase SXを使用し、リズムトラックにループをかけて
再生しておいて、アドリブそろなどをMIDIキーボードでリアルタイム録音
し、後 ミックスダウン時に YAMAHA のDisklavier に送って、
グランドピアノの録音をしています.
Rhodes は、Blue Touch の時は、生の Rhodes でしたが、その後
YAMAHA のS-80 (音源はアメリカ仕様のもの)が、比較的良質の
Rhodes の音の製品として出てきたため、Night Shift 以降は、
Rhodesの音は S-80 を使用しているそうです.(ライブ時 S-80の方が運搬が簡単)
レコーダも、以前は O2-R でしたが、本作品から O2-R 96 で 96Kbit
マスタリングをしています.
収録曲は、
1.Girl in the Red Dress (マイナーブルースの曲)
2.London Underground (Funkのリズム、の名前の通りファンキーなペンタトニック系)
3.Looking Up ( 1. とほぼ同じ.Thom Rotella のソロ)
4.Relentless (アンビエント系リズムに、ファンキーペンタトニックの曲)
5.First Flight Home (アンビニエント系リズムに、こちらはモードを使用したピアノソロ.Rick Broun のソロ)
6.Show Me the Way (女性のNewAge系コーラスを薄くバックにした、明るいメジャー系ペンタトニック.Michael O'Neil のソロ)
7.Corner Club / Club de Esquina (NewAge系の曲.Rhodes のイントロ.ボサノバ風に聞こえるがピアノソロはモードを使用.Ricardo Silveira のソロ)
8.Isabella
9.Cross Rhodes (アンビニエント系リズムに、Rhodes のモードによるソロ.Michael O'Neil のソロ)
10.Deep Into You (マイナー系モードの曲.Peter White のギターソロ)
11.Lost in Negril (レゲエのリズムにピアノソロの曲)
Gregg は、自分のスタジオにたくさんの機材を持ち、マスタまで作ってしまう人で、
とてもきっちりした性格の人なのですが、音楽的にはかなり「神経質」な人です.
自分が拘束されることも、他人を命令することも嫌いで、曲作りもほとんど譜面を
使わず即興で録音しています.それらが、今回のCDの曲にも現れています.
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