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HOME > Smooth Jazz Discs > Paul Hardcastle (Hardcastle 1-5, Jazzmasters 1-5)

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Paul Hardcastle (Hardcastle 1-5, Jazzmasters 1-5)

アルバムイメージをクリックするとAmazon Japanへ行きます.

Hardcastle 1


Jazzmasters Vol.4


Hardcastle 4


Jazzmasters Vol.5


Hardcastle 5

1994年、Hardcastle Record (2009年現在、販売はTrippin N' Rhythm Records)よりリリース.

Paul Hardcastle はイギリスで1980年代から、 当時出てきた高機能なシンセサイザ楽器を使った、打ち込み中心のダンス音楽 の世界で活動をはじめ、一躍人気を得るようになりました.そのため当時から 日本でも紹介されてファンもたくさんいるようですが、ジャズのミュージシャン として紹介されていたわけではないので、ジャズファンの間ではほとんど 知られていませんでした.彼がジャズをやりはじめたのは、90年代に入って、 アメリカでSmooth Jazz が人気を得るようになり、彼が Mortown との契約を期に、 打ち込みによるSmooth Jazzの作品をたくさん手がけるようになってからです.
ここに紹介しているCDは、彼の Hardcastle シリーズ(2002年6月現在 hardcastle 3 まで) のはじめのものです.Smooth Jazzとして完成度の高い曲は、 8. Lazy Days という曲で、尺八の音をイントロにフィーチャーした ドリアンモード系の少し暗めの緊張感のある曲です.メロディーラインの作り が、「印象派以降」にしかないパターンのもので、いわゆる「バカラック・フレーズ」 の典型的な、7度音程を多用したものです. この曲は、このCDリリース以降、かなり頻繁に Smooth Jazz FMでAirPlayされている 曲です.
2.Driftin' Away は、Helen Rogersという女性ボーカルをフィーチャーした、 美しい、Lydian Mode 系の曲
13. Rainforest (Original) は、80年代当時ヒットした作品で、今でも Smooth Jazz FMでよくかかる曲です.

Paul Hardcastle site

Paul Hardcastle は、ジャズのアドリブソロは、ほとんどとらず、 打ち込み中心の曲作りですが、作曲と編曲のセンスは相当高いレベルがあると 思われます.いわゆる印象派系のメロディーとハーモニーに、 打ち込みによるリズムを乗せてダンス音楽としても楽しめるようになっています. Hardcastle 1,2,3 と Jazz Masters 1,2,3 がありますが、どの作品の曲も それらのコンセプトと雰囲気が出ています.

2003/12/07: The Jazzmasters Vol.4 追記:
2003年8月5日に Jazzmasters Vol.4 までリリースされましたが、Vol 1-4 と題される だけあって、アルバムの曲想は前作と同じく、打ち込みによる、フワフワした幻想的 な雰囲気が終始一貫続いています.
Paul Hardcastle が、日本やアメリカのジャズ雑誌などにほとんど紹介されていない 一方で、Smooth Jazz FMや、日本でもR&B系のミュージシャンに興味を持たれている のは、彼の作曲技法が卓越しているためと思われます.(メロディーやハーモニーを調べて みるとよく分かります)
日本の音楽家の方で、ジャズはふだんあまりやっていないし、アドリブソロの自信も あまり無い、という方で、本物のSmooth Jazz の音楽様式を自分の音楽にも 取り入れてみたい、という方は、この Hardcastle の作品を調べてみるとよいでしょう.

(2005/07/18)
"Hardcastle 4" 、2005年7月12日発売.
この作品も一連の前作同様、打ち込み型の曲で構成され、歌に Paul Hardcastle の娘さんの Maxine Hardcastle が加わっています.
(3."Smooth Jazz in bumpin", 6."Was it Love", 9."Where are you now")
この作品は彼の初期の"Hardcastle 1"当時の作品に比べ、メロディーラインが あまりわからない、どちらかというとNewAge系の作品に仕上がっています. 一方、リズムはダンス系なので、ダンス音楽としても利用されるように作られている点、 Praful などの音作りにも似ています.(Hardcastle 4の音楽は、アメリカでは Smooth Jazz FM でもNewAge系の曲を取り上げている番組で流れる場合が多いです. KTWVの深夜など)
これは筆者の憶測ですが、Praful や Paul Hardcastleなど、オランダやイギリス のヨーロッパで Smooth Jazz としてリリースされるものは、アメリカのものとは 異なり、ダンスホールなどで利用される場合が多いのですが、アメリカの場合 Smooth Jazz は、まず第一に SmoothJazz のFMラジオ局でパワープレイされ 「耳で聞かれて」印象に残る曲がヒットする、というパターンの違いがあります. これは、アメリカとヨーロッパで人の生活様式が異なり、ヨーロッパでは 仕事を終えた後、酒場でお酒を飲んで帰る、という日本の東京などに生活する人 の様式に近いため、酒場がダンスポールとして機能し、ダンス音楽が重宝されます. アメリカは車社会で、ニューヨーク以外の地域は全て車通勤のため、夕方仕事を終えた 後、大半の人は車に乗ってすぐに帰宅します. (飲酒運転はできないため、自然と帰宅時にお酒を飲む習慣がなくなる) 逆にアメリカでは朝が早く、仕事をたくさんこなす人ほど早朝から起きていて、 昼間の仕事中でも Smooth Jazz FM などをずっと聴いています. 従って、アメリカでヒット曲を出すためには、いかに 「ラジオフォーマットに音楽を合わせるか」、がポイントになります. 車の運転をしている最中や仕事場でBGMとして聴かれるSmooth Jazz は、 ダンス系より、メロディーが美しく印象に残る曲がヒットすることになります. ヨーロッパとアメリカの人々の生活様式の違いによって好まれる曲も変わって いることが、ヨーロッパ系Smooth Jazz とアメリカ系 Smooth Jazz の曲調の 違いに現れていると思われます.

(ちなみに、筆者は東京に住んでいませんので、日本でもアメリカと全く同じ、車による生活様式です)

(2006/11/03)
"Jazzmasters 5" 、2006年7月25日 "Trippin N Rythm" より発売.
このJazzMaster シリーズも前作のスタイルを引き継いでいます.彼の一連の作品が好き な方は、「裏切られる」ことはないです.音楽的な手法には、Hardcastle シリーズも Jazzmastersシリーズもあまり違いはないように見えますが、Jazzmastersシリーズの方が 若干NewAge色のある環境音楽に近いと思われます. Paul Hardcastle は、一連の曲のメロディーラインや和声付けですぐわかるように、 Peter White の曲などと同じく、「バカラック・フレージング」を使いこなしている人です. そのため、世の中に溢れている、いわゆるクラシック音楽の手法しか使っていない ヒーリング音楽やNewAge系のものと、明らかに区別できるものです. 過去10年ほどの間に9枚もCDリリースをしても、 なかなか飽きられないのは、彼の作曲スタイルのためでしょう.

(2008/02/09)
"Hardcastle 5" 、2008年2月5日 "Trippin N Rythm" より発売.
Jazzmasters を含め通算10作目のアルバムです.この作品も前作の Hardcastle 4 の スタイルを引き継いでいます.延々続くモーダルなハーモニーにダンスリズムトラック のSmoothJazz フォーマットの作品で、CDの彼の解説にも書かれていますが、 全曲Smooth Jazz のラジオでのAirPlayを意識した曲に仕上がっています.
今回のアルバムには、ボーカルで Beki Biggins が、
3 "Don't you Know", 5 "Closer", 7 "Blew my mind", 10 "Keep movin on",
に曲作りも含めてフィーチャされています. 最後の 13 "take 1", は、16才になる息子"Paul Hardcastle Jr." がSax で参加 しています.前作の Hardcastle 4 では、娘の Maxine の歌がフィーチャされていました がこのアルバムでは、バックコーラスとして参加しています.
Jazzmasters シリーズはどちらかというとファンキーリズムが全面に出た ライブ向きの音楽(日本では Club Jazz などと呼ばれている)で、
Hardcastle シリーズはラジオ放送でのAirPlayや良質のオーディオ再生向きの音楽 に仕上がっているように思われます.

2 "Lucky Star"はシングルカットされ、このアルバム発売前から全米のSmoothJazzFM でPowerPlay され#1になっています.

(Paul Hardcastle インタビューは こちら)

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Podcast番組で Paul Hardcastle の紹介をしています.11月11日をぜひお聴き下さい.

2010年11月11日(木)22:00-22:30
( Paul Hardcastle の紹介とインタビュー記事について)


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