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Peter White (Playin' Favorites)

アルバムイメージをクリックするとAmazon Japanへ行きます.
2006年6月、SONY/BMG (LegacyRecordings) よりリリース.

このCD "Playin' Favorites" の情報など、
Peter Whiteインタビュー#2を掲載しました

2005年にPeter White のところへ、1970年代ごろの曲など彼が好きな曲を 中心にカバーアルバムを作る企画が持ち込まれ、Paul Brown プロデュースにより このCDがリリースされました.
(LegacyRecordings原盤制作で、 ディストリビューションがSONY/BMG)
2006年5月末に彼のファンクラブなどへも配布された、Peter White のノート より:
1994年にリリースされた Reflections にもバカラックの曲など カバー曲が収録されていましたが、当時の録音で使われなかった曲など 今回のCDに流用できないかPeter自身が以前の録音やアレンジなどを 探していたところ、急に Jazz Attack のライブツアーで忙しくなり、 ノートパソコン(彼は、Laptop Studio と呼んでいる)とアコギ用の マイク(おそらくアタチメント)をツアー中に持ち歩いて、ライブ中の仲間 などに今回のCDの曲に演奏などで参加してもらい、 ライブ中のホテルなどあちこちで Laptop PCに直に彼らのパートをオーバーダブして それぞれの曲を完成させ、マスタリングまで Laptop で行っています.
制作過程までを含めて、 「究極のSmooth Jazz コンテンツソフトウェア」に仕上がっています.

Reflections 収録の曲は、ギターソロのパートが比較的長く、コンテンポラリージャズ色が 強く仕上がっていますが、このCDはアレンジ中心のイージーリスニングジャズ風に 聞こえるので、普段 Smooth Jazz などあまり聞かない他のジャンルの音楽ファン にも興味を持ってもらえる可能性があります.
このサイトでPeter White を「特別扱い」しているのは、彼は いわゆる「バカラックフレーズ」(注1)を 用いた曲作りや編曲が出来る数少ないアーティストの一人で、 他のイージーリスニング系のような音楽とは一線を画しているためです.
(アールクルーやゴンチチが似ているように聞こえますが、Peter White は全く異なります)

1. What Does It Take (To Win Your Love)
2. The Look Of Love
3. Deja Vu
最初の3曲と、
8. For The Love Of You
11. One On One
が、典型的な「バカラックフレーズ/アレンジ」の曲.
4. Mister Magic
Bob James エレピのソロをフィーチャーしたファンキーな曲.エレピの音 をわざと薄っぺらくしたのは、本物のRhodesではない、 80年代初期のシンセ音源のエレピの雰囲気を出したのでは?
5. Lovely Day
Feat. Jonathan Butler (Vo)
6. Crazy Love
カントリー風のシンプルな曲.Feat. Peter White (Accordion)
7. Sunny
9. Hit The Road Jack
10. You Are Everything
Feat. Jeffrey Osborne (Vo.) Richard Elliot (Sax)


注1:「バカラックフレーズ」1960年代の後半から70年ごろにかけて、 カーペンターズの Close To You など、バートバカラックの作編曲のポップスが 日米とも大ヒットになったが、この当時の一連のバートバカラックが作編曲に 用いた音楽技法で作られた曲のことを、当時の日本の歌謡曲系の作曲家達が 使い始めた音楽業界用語.
詳しくは、 音楽の構造的部分について参照.
日本の音楽家で、この手法で曲作りが完璧に出来た人はほとんど無し. バカラックの曲のコード進行だけを真似して作られた曲もあったが、 いわゆる、ボサノバなどジャズのテンション入りのコードだけをコード付けして いるものや、曲のメロディーラインが普通のクラシック音楽のドミソの和声進行 にしかなっていないものは、バカラックフレーズとは言わない.
Smooth Jazz は、いわゆる「20世紀の和声法」を使っているものが多いですが、 多くの Smooth Jazz ミュージシャンの中でも、曲のメロディーラインにまで 「バカラックフレーズ」を使いこなしている人は少なく、Peter White は この手法を完璧に使いこなしている人.


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