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2006年12月、
Musicmagic Records よりリリース.
Round Tripp は、吉田幸正さん(B,Prog., Comp./Arr.) とボーカルの竹内みどり
さんによるJazzFunk/Electronica のユニットで、2001年から東京を中心に
活動されています.
今回、Round Tripp の方とMusicmagic Record の方から筆者に直接ご紹介いただき、
早速彼らのCDを聴きましたが、このサイトで紹介している一連の音楽ジャンルアーティスト
の音作りと全く遜色なく、さらに日本の主要なラジオ放送やApple iTunes などで
人気上昇中とのことで、急遽 こちらでも紹介することにしました.
このCDの収録曲は、DaveKozが始めたレーベル
Rendezvous Entertainment
から出ている Praful や Paul Hardcastle などの
Electronica/Dance と言われるものとほぼ同じスタイルのもので、
アメリカのSmoothJazzFM や Chris Botti がやっている
Chill With ChrisBotti
という番組などで流れているようなスタイルのものです.
(あいにく筆者は関東在住ではありませんので、今回紹介いただくまで全く彼らの存在を
知りませんでした.アメリカでもリリースできると良いですね.)
特筆すべきは、このジャンルの音楽が日本でもメジャーになりつつあることと、
日本のラジオ放送ネットワークや音楽CD流通業者が本格的に扱い始めていることです.
以下、収録曲の簡単な紹介です.
1.RT-Blues
FunkのリズムのBassとスキャットボーカルのブルースナンバー
2.Bordeaux(FTP Edit)
ピアノソロのイントロから、ラテンリズムをアンビエントにした
アップテンポの曲
3.Rocket2006
このCD中、SmoothJazzVocalのスタイルの曲.
エレピの伴奏に、竹内みどりさんのセクシーなウィスパーボイスの明るい曲で、
アメリカのSmooth Jazz FM などでのパワープレイに向く曲.
(コンピレーションアルバム「カフェ・アペリティーヴォ」収録曲 )
4.Fly High
エレクトリック・ファンクのエキサイティングなリズムの曲.
ライブ向きの曲.
5.A day out
フルートとギターソロをフィーチャした、アップテンポのラテンナンバー
6.Wanderer
シンセベースの少し緊張感があるベースパターンにグルーヴィーな
歌を乗せた曲.
7.Rhythm of Nature
Fly High と同じような手法のエレクトリック・ファンクのエキサイティングな曲.
ミステリアスな雰囲気/浮游感のあるハーモニー.
8.Precious
ラテンリズムのスキャットボーカルの曲.
9.Fly High (Samba-Electro Remix)
4.Fly Highのリミックスバージョン.
吉田幸正さんの経歴を拝見しますと、60年代70年代のCross Overや
最近の SmoothJazz が好きで影響を受けているとのことです.
YMOが出てきた時にシンセサイザに興味を持たれたようです.
このCDにあるラテンやボサノバの曲は、AC Jobimのようなスタイルのもの
(日本のアーティストでボサノバをやっている人は Jobim のスタイルがほとんど)
ではなく、SergioMendes Brazil '66 の後期(Crystal Illusions)あたりの、コンテンポラリージャズ
のスタイルの曲と同じようなものです.
(お勧めCD(Contemporary)参照)
このCDはリズムが全面に出たライプ向きの曲が多いですが、まだ日本では
CDをリリースすると同時にあちこちのライブ会場へ出演しながら活動する
というパターンが多いためでしょう.
しかしながら、今後彼らが売れてくれば自然とラジオ放送でのオンエアなど
が増え、新規のファン獲得もライブ会場からではなくCDに収録された曲が
中心になってくると思います.
その場合、ヒットチャートの上に上がってくる曲というのは、やはり
メロディーラインがはっきり表面に出て、「親しみやすく、覚えてもらいやすい」
曲ですので、今後はそれら(美メロ系)の曲ももう少し必要になると思います.
(現在の RoundTrippの音楽はまだマニアックなファンが多いと思います.
現在のリズムやハーモニーなど音作りを残しつつ、歌詞の内容がはっきり
分かって歌詞としても良くできていれば尚良い)
ボーカルの竹内みどりさんは、アニメの声優でもされていたのでは?
と思いたくなるような、かわいいウィスパーボイスの方のようで、
このサイトで紹介している、Sowelu さんや Gabriela Anders などのファンの
方は、RoundTripp のこのアルバムは興味を持たれるでしょう.
RoundTrippの今後が期待されます.
(参考:Chill With Chris Botti のラジオ番組では、Dance/Electronica の
曲をたくさん流しているが、ラジオで深夜聴かれる放送のため、
エキサイティングな曲と静謐な曲がとりまぜられている.
Paul Hardcastle は大半が打ち込みで、リズムが全面に出た曲と、
リズムはダンス音楽でも美メロ系の曲が多い.など)
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